4.0 アップグレードガイド

4.0 にアップグレードする前に、まず 最新の CakePHP 3.x へのアップグレードを済ませておいてください。

注釈

アップグレードツールは、最新のCakePHP3.xで実行されているアプリケーションでのみ機能します。CakePHP 4.0 にアップデートした後は、アップグレードツールを実行できません。

非推奨の警告を修正

まず、非推奨警告の表示を有効にします。

// config/app.php
'Error' => [
    'errorLevel' => E_ALL,
]

次に、アプリケーションとそのプラグインが発行する非推奨の警告を修正していきます。

PHP 7.2 へのアップグレード

CakePHP 4.0 は PHP 7.2 を必要とします。PHPのバージョンが古い場合は、CakePHP を更新する前に PHP をアップグレードしてください。

注釈

CakePHP 4.0を動作させるには、 PHP 7.2以上 が必要です。.

アップグレードツールの使用

CakePHP 4 は、 strict モードを採用し、多くのタイプヒントを使用するため、 メソッドシグネチャおよびファイル名の変更に関する後方互換性のない変更が多数あります。 この単調な書き換え作業を半自動的に修正するために、CLI によるアップグレードツールを 使用することができます。

警告

cakephp40およびphpunit80の file_rename コマンドとrectorのルールスクリプトは、 アプリケーションの依存関係を4.0に更新する に実行することを前提としています。 アプリケーションの依存関係がすでに4.xまたはPHPUnit8に更新されている場合、 cakephp40 のrectorルールスクリプトは正しく実行されません。

# アップグレードツールをインストール
git clone git://github.com/cakephp/upgrade
cd upgrade
git checkout master
composer install --no-dev

アップグレードツールをインストールすると、アプリケーションまたはプラグインで実行できるようになります。

# ロケールファイルの名前を変更する
bin/cake upgrade file_rename locales <path/to/app>

# テンプレートファイルの名前を変更する
bin/cake upgrade file_rename templates <path/to/app>

テンプレートファイルとロケールファイルの名前を変更したら、 /config/app.php 内の App.paths.localesApp.paths.templates のパスを必ず更新してください。 必要に応じて、 app config のスケルトン を参照してください。

Rector によるリファクタリングを適用する

次に、 rector コマンドを使用して、非推奨となった多くの CakePHP および PHPUnit のメソッドコールを 自動的に修正します。依存関係をアップグレードする に、 rector を適用することが重要です。

bin/cake upgrade rector --rules phpunit80 <path/to/app/tests>
bin/cake upgrade rector --rules cakephp40 <path/to/app/src>

アップグレードツールを使用して、CakePHPのマイナーバージョンごとに新しいrectorルールを 適用することもできます。:

# Run the rector rules for the 4.0 -> 4.1 upgrade.
bin/cake upgrade rector --rules cakephp41 <path/to/app/src>

CakePHP の依存関係をアップデートする

rector によるリファクタリングを適用した後、下記の composer コマンドを使用して CakePHP と PHPUnit をアップデートします。

php composer.phar require --dev --update-with-dependencies "phpunit/phpunit:^8.0"
php composer.phar require --update-with-dependencies "cakephp/cakephp:4.0.*"

Application.php

次に、 src/Application.php が更新され、cakephp/appにあるものと同じ メソッドシグネチャを持つようになっていることを確認します。 最新の Application.php はGitHubにあります。

ある種のRESTAPIを提供している場合は、 ボディパーサミドルウェア を含める必要があります。

最後に、 AuthComponent をまだ使用している場合は、 新しい AuthenticationMiddleware および AuthorizationMiddleware へのアップグレードを 検討する必要があります。